「アセクシャル」論争勃発?

紫色の背景に「アセクシャル論争勃発?」と書かれている。「アセクシャル」「勃発」の文字はグレーで「論争」は黒文字になっている。少しだけアセクシャルフラッグの色合いに寄せている。 マイノリティ自論

最近SNSで、「アセクシャル」についての投稿が多く目につくようになりました。
急に?と思ったのですが、あれですかね、
ひとつに反応するとおすすめにめっちゃ流れてきてしまうあれですかね。

「アセクシャル」の混在する定義

今回私がアセクシャルに関する投稿が目につくようになった発端ってこのポストなんです。(多分)

なんちゅうこというんや。
でも、何度も読んでるとちょっと面白い。
どっからどうやってそこにたどり着いたん?となる。

最近の投稿を見ているとなんとなく、「アセクシャル」という言葉の定義が揺れているのかなと思いました。
そもそも日本では「他者に恋愛感情も性的欲求も抱かない」という意味でのアセクシャルと、
「他者に性的欲求を抱かない」という意味でのアセクシャルが混在しています。
前回の投稿でも少し言及しましたが、この混在って混乱を生むよなぁと。
統一できていない状況でこれはこうだからこう、と攻撃的なものが生まれるとしんどい人が多すぎる。

私はアセクシャルの定義を「他者に性的欲求を抱かない」として使っていることを宣言しておきます。
アセクシャルにも「性欲」がある人はいるんだよ。
調べているとアセクシャルでも性欲のある人はいるってさんざん説明にあるので正しく使ってほしいところ。

しかしこのポストの「多すぎ」っていうのはどこにいるんだろう?
「アセクシャル」を自認して自称している人の中に、
「性欲は穢れ」って感情モロ出ししてる人ってそんなにいる?
もちろん「性嫌悪」がある人もいる。
だからってその「性欲」がない自分(性欲がないとは言い切れないが)を
「穢れなき存在」って思ってるように見える人がそんなにいるように思えない。(日本語むず)
いやだからそもそも「性欲がない」ってのは「アセクシャル」ではないんよなぁ。
結局そこだわこのポストに関しては。
アセクシャルの定義を間違って流布しないでくれ。

追い出される人たち、透明化される人たち

そして色々流れてくる中で様々な投稿を見ながら考えていると、
自分の考えをまとめるのが難しすぎるなぁと痛感。
まず、「アロマンティック」という「他者に恋愛的に惹かれない」人を指す言葉もあります。
前述したように日本では「恋愛感情も性的欲求も他者に向かない」
という意味で「アセクシャル」が使われることがあるんですよね。
そうなると「恋人がいるのにアセクシャルってなに?使わないで」とか言われてしまう。
実際には「恋愛感情を抱くけど性的欲求は抱かない」
「性的惹かれはあるけど恋愛感情は抱かない」という人もいる。
追い出されてしまったり、いないことになってしまったりする人もいる。
だからこそやはり「アロマンティックアセクシャル」を使って浸透していってほしいと思ったりするんですよね。

世の中アセクシャルだらけ?

あと、更にSNSの投稿を読んでいると、
「アセクシャルがこういう(性的惹かれがない)意味なら世の”女性”みんなアセクシャルじゃん(ニュアンス)」というのもあった。
一旦、アセクシャルには男性ももちろんいますよということは置いておいて。
要するに、「相手に性的魅力を感じて性行為を行っているのが世の殆どだと思っていたけど
実際その人らに聞いてみると、別に相手に性的魅力感じてないけど性行為してる」ってこと?
それはそれで興味深いな、などと思った。
世の認識が間違ったままになっていて、当たり前に相手に性的魅力を感じて行われていると思われた行為が
実は違った…!?本当は積極的にしたいものじゃない人が大多数、というのなら由々しき事態な気がする。
みんな世の常識と思われるものに流されてしまってたいしてしたくもないものをしているなんて………
ちょっとダメかも。

あれ、でもそういえばそもそも「性的惹かれ」ってなに…?
今回は「定義」の話になったので、ちょっと次はそれについても考えてみようと思う。

でもなんていうか、これをすることによってここにいる人が排除される、
てことがないようにはしていきたいよなぁ。
というのと、その人の自称を否定しない、ということ。
最近の色々を見ていると難しいことなんだなと思うけど、これからも色々見たり聞いたりしながら考えていきたい。

ではまた次回の記事で。

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